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Web担当者・クリエイター向け講座・交流会「ファンベースや オーガニックリーチで届ける 伝わらない時代のプランニング」

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1ゼタバイト。
どれくらいの数字かすぐ分かる方はいるでしょうか?
1,000,000,000,000,000,000,000

10の21乗です。
日本語にすると十垓。億、兆、京のあとに垓。

さとなおさんこと佐藤尚之さんの講座はこの数字から始まりました。ある調査によると2010年の1年間で全世界のインターネットに1ゼタバイトの情報が流れたそうです。それは「世界中の砂浜の砂の数」とほぼ同じで。今までの人類が得たデータ量を千年単位のグラフで見せてもらったのですが、まるでビックバンのようでした。しかも、増量は加速していきもう誰にも止められない。
「情報一粒時代です」とさとなおさんは言いました。もし、自社のWebサイトが砂粒の一つだとしたら、世界中の砂浜の砂の一つを誰かに見つけてもらわなくてはいけない。

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もう情報はあふれている。過剰なくらい。でも、皆がみんな、インターネットを見ているでしょうか?とさとなおさんは問いかけます。『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』という本を紹介してくれながら、「インターネットを使わない層は確かにいて、もしかしたら全体の半分にもなるかもしれない」と投げかけてきます。彼らは積極的にインターネットを活用することはなく、テレビを代表としたマスメディアは彼らにとってやはり最適なメディアとなる。

一方、インターネットは自分で情報を取りにいくメディア。情報一粒時代において、マスベースで有効なインパクトや過剰な露出はインターネットでは効果は薄く、かえって疎まれてしまう。誰もが自分で発信できる時代だからこそ、友人知人というフィルターこそが信頼できる情報となり、最強のメディアとなる。

情報一粒時代に効果が出るWebサイトを作るなら、ファンが友人知人に伝えたくなる設計をするべし。そして、目の前にいるお客様を大切にすべし。いつか買ってくれるかもしれないお客様を対象にするより、今買ってくれたお客様、もう買ってくれているお客様を大切にすること。

一番大切なお客様は目の前にいる。彼らに製品・サービス・会社のファンになってもらう。好きになってくれたからこそ、誰かに伝えよう、すすめようと思ってくれる。大切なことは共感してもらうこと。そしてそれは彼らの周辺の友人知人たちに実感をもって伝わっていく。共感の輪が広がっていく。

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これが「ファンベース」という考え方です。と、さとなおさんは教えてれました。そして、インターネットはこの考え方にとても最適なツールでもあると。情報一粒時代にどう見つけてもらうかではなく、ファンに伝えてもらい、ファンに広げてもらう。そうしたくなるようなサービスを目の前のお客様に提供する。インターネットをマスメディアと同じに考えるのではなく、お客様に満足いただける・つながれるツールとして考えましょうと。

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二時間かけて穏やかに、でも胸に届くように話してくださったさとなおさんのお話はとても胸に響きました。会場もじっくり耳を傾ける方々の姿が印象的でした。
さとなおさん、ありがとうございました。個人的に一番胸に響いたのは「よく相談されるんですけど、ファンを増やしたいと思ったらですね、そこで働く社員さんに自分の会社のファンになってもらうことがまず一番ですよ」という一言でした。とっても耳が痛かったです。

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